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15歳辻本「監督になるまで阪神にいたい」
ついに、15歳のプロ野球選手が誕生しました。確かに話題性としては十分ですし、球界再編などのゴタゴタや裏金問題など暗い話題が続いてしまったプロ野球界には久々に明るいニュースですが、良いことだけなのでしょうか? まずは15歳という年齢と肉体の関係。しかも投手ですから、腕などは酷使することになります。メディカルチェックを受けてると記事にはありますし、医師に進路相談した上での決断なのですから、医学的に大丈夫なのだろうとは思うのですが心配です。阪神の起用方法にも随分左右される部分だとは思いますが。 「アメリカで野球をしたい」と希望し中1年の時に単身渡米。インナーマッスル(関節周囲の筋肉)の鍛え方に興味をもち、実践した結果が140キロ超の直球になった。 とあるのですが、若年からの肉体改造、本当に大丈夫??大リーグなどは筋力増強剤などの薬品の使用が普通だと聞きます。すでにそういった薬品関係にも手を出しているのでしょうか。そうした場合ますます人体への影響が気になります。特に年齢を重ねる毎に出てきそうな。大リーグ選手でも副作用による突然死などを不安に考える人も結構いると聞きます。特に薬品は使用していないとしても、そうした特殊なトレーニングが成長過程の段階ではどれほど影響してしまうのか。専門のスタッフがついているのでしょうが、それにしてもわからないことは多いです。 また、15歳でプロ野球ということで、この流れに従って球界入りの低年齢化が促進されたりしないかを危惧します。例えば大卒における就職面接の時期がどんどん前倒しになっていったように。これは考えすぎかな? せっかくの明るい話題に水を注すようなことを言ってしまいますが、上記のようなことはやはり気になるものです。ですが、15歳でプロ野球というのは良い面もあるのだろうと考えています。野球界で活躍できる期間が長くなる可能性があるわけですから、本人にしてみれば良いでしょうし、とりあえず大学へ進学してその後はどうにかして大手サラリーマンへ、といったような日本でのある種固定化されたスタイルではなく自らの夢の方向へ進むことができたのでしょうし。様々な人生のスタイルが描けるようになってきた社会の一端を見ることができたような、そんな気もします。 とりあえずは大きな怪我などが無く、活躍していくことを期待します。これからが楽しみな選手です。
by ippeitarou
| 2004-11-18 14:51
| Column
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