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『 危険 』
先日から、通話中の携帯電話の使用に関しての罰則規定が施行されました。一見すると、「いいわぁ~当然よ。運転中に電話するなんて危ない!」という声も聞かれます。それはそれでわかるような気もするのですが、少し不思議に思うこともあります。今回はこのことについて。 通話による事故防止ということなのだと思いますが、なぜハンズフリーは対象外で違反にならないのでしょうか?状況を比較してみましょう。 携帯電話 ;相手との会話。片手にハンドル。片手に電話。 違いは手がどうなっているか、という点です。通話に関してはハンズフリーにしても注意力は落ちてしまい、危険には変わりないということだそうです。(『運転中の携帯、ハンズフリーでも危険 工業大助教授実証』Asahi.com)。この法律、実は片手運転禁止の内容まで含んでいるということなのでしょうか??それであれば、片手運転してる人も同様に逮捕ですよね?しかも、ハンズフリーでの危険性は変わらないということであれば、ハンズフリーは適用外とするこの法律の目的がわかりません。いったい何がしたいのでしょうか? 根本的には他者との会話による注意力の低下を防止したいわけでしょうから、ハンズフリーも例外とするべきではないでしょう。ところが、携帯電話の使用に対して非常に厳格な法律を施行したとしても、この根本部分を考えると同乗者との会話はどうなるのか?という不思議がまた生まれます。同乗者と非常に熱心な会話をしてしまう、これも注意力の低下にならないでしょうか?状況としてはハンズフリーと同じ状況です。会話してる人達がいたら、それも即現行犯逮捕しなくてはいけなくなります。こうした問題が発生するから、とりあえず目についたらわかりやすい携帯電話使用というのが標的にされたのかもしれません。事故防止を考えるのは大切なことですが、安易に法律を作ったのではないか?という感じがしてしまいます。 ハンズフリー関連商品は飛ぶように売れているようです。これからも携帯電話が関連した事故が極端に減少するような気はしないです。まさかハンズフリー商品の需要を上げるため、さらには財政難の部分を検挙による罰金徴収でほんの少しでも補填しよう、なんて目的ではないですよねぇ・・・。 追記 moroq14さんの『気ままにiPod』にこのことに関連した記事があることを後から発見。これによると、どうやら携帯電話だけでなく色々と逮捕要件になるようです。 車運転中、携帯使用で6000人が・・・
by ippeitarou
| 2004-11-07 17:43
| Column
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